3. 「まだ見えぬ歓喜の外側から」6月13日 日本初戦前夜
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モデル創太郎’s旅録 「南アフリカの道端で」

2010年6月、世界はアフリカ大陸でのワールドカップ初開催に沸いている。日本にとっては、国交樹立100周年という記念すべき節目の年を迎えた。
南アフリカの地に集まる世界各国の人々。褐色の大地の元に交わる文化と、ここから生まれるストーリー。さまざまな人種が集うこの国が、どのような歴史の一幕を繰り広げるのか…
モデルであり、サッカー暦20年、世界各国の旅を続ける創太郎が、そのすべてを体感するため南アフリカへと旅立った。
大自然が広がる土地で育まれた文化――そしてワールドカップ開催を向かえ、最高潮にあるサッカー熱。2010年ワールドカップ、南アフリカで展開される数々のストーリーをモデル・創太郎が体当たりでレポートする。



3. 「まだ見えぬ歓喜の外側から」6月13日 日本初戦前夜
ヨハネスブルグバスターミナルからバスに揺られ7時間。地平線に沈む夕陽、夜空一面に輝く星など、窓からの景色を充分に楽しんだ後、僕は初戦の地ブルームホンテーンに到着した。

深夜だと言う事を差し引いても厳しい寒さの中、日本の初戦を明日に控えたスタジアムまで足を延ばしてみた。警戒体制の続くスタジアムでは、セキュリティースタッフが毎日朝まで警備を続けている。
深夜1時、ふらりと近づく日本人の僕にも、彼らは気さくに耳を傾けてくれた。むしろ冗談を言い合って笑い合い、警備をしながらも1時間ほど話し込んでくれた…この国の人たちの温かい国民性に触れ、癒される自分。意外と、未知の土地での長旅は心も身体も疲弊させていたことに気づく。
明日はいよいよ初戦。僕らの歓喜の声を、スタジアムに響かせることはできるのだろうか。
フォトクレジット: sotaro
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